数学概論
なぜ数学を勉強するのか？
数学きらい！という人は多く、どうにかなりませんか？という相談をよく受けるのですが、理由を聞いてみるとどうせ大人になっても使わないからという良く分からない回答がでてきます。
分からんから適当な理屈つけてるだけやろ…と思いつつも、本気でそう思っているのであれば、非常にもったいないのでなぜ数学を勉強するのか？ということはしっかり理解しておいてほしいと思います。
数学で求められているのは論理的思考力です。微分だの積分だのは結局使わない人もいますが、論理的思考力はみんな必要となります。
論理的思考がどんなものかというと、僕は結論まで上手に行き着く方法だと考えています。
なんで数学したくないの？という質問に、嫌だからと答えるのが論理的だと思いますか？
せめて受験で必要ないからくらいの事は言ってほしいと思いますがなかなかそうもいきません。
これは数学でいえば答えの欄に途中式もなくいきなり答えをかいているのと同じです。
もちろん、僕の書いてるような文章のように冗長なのはいけませんが、答えだけというのはいただけません。
あくまで僕の感覚ですが、数学が得意な人は答えだけ言うようなことはしません。
それが納得できるものかどうかは別にして、なにかしら課程を話してくれます。
課程を話してくれれば、こちらも質問をするなりなんなりコミュニケーションをとる事ができます。
論理的思考ができなければコミュニケーションをとる事が難しくなります。
話すのが苦手だという人は性格の問題もありますが、まずは論理的に話す練習をするべきです。
そのための訓練として数学は非常に有効だと思いますよ。