国語概論

2017年12月10日

なぜ国語を勉強するのか?

国語(特に現代文)は全て日本語で書いてあるので(当たり前ですが)なんとなくできるということで多くの人が後回し、あるいはやらないということにしていると思います。

これはある意味仕方がないことで、学校での授業がそういうつくりになっているのが問題です。

どうやって文章を読むのか?という部分を放っておいて、いきなり文章の解説に入るので、とりあえず板書を写す→テスト前に暗記という流れになってしまい、初見の文章が出題される実力テストでは勉強しないということになるわけです。そうではなくて、勉強するべきは「文章の読み方」です。

情報化がすすみ、膨大な情報にさらされているわけですが、「文章の読み方」が分かっていないと情報にいいように踊らされてしまいます。きちんと文章を読めるようになることで、ダマしにあう確率は減らせます。

どうやって勉強するの?

詳細は後日記載しますが、とりあえずやみくもに解くのはやめましょう。

フィーリングで解けるという話をよく聞きますが、そのフィーリングがいつも正常に機能するとは限りません。

特に重要な場面(テストのときなど)では普段の精神状態ではなくなっているので、フィーリングに頼るといつもと違う結果になってしまいます。

フィーリングではなく、きちんとした「手法」を身につけるようにしましょう。

どういった手法かというと、構造を理解する読み方ができるようになろうということです。

僕が書いているような下手くそな文章ば別として、国語の問題で出てくるような文章は必ず何か主張があって、その主張を通すために構築されています。

ということは、その主張さえ見抜けてしまえば、あとの文章はただの飾りにすぎないということが分かると思います。

主張を見ぬくのが難しいんだよ!といわれそうですが、簡単なトレーニングでできるようになります。最近はラインニュースなどでヘッドラインニュースが良く流れていると思います。

あの手のニュースは手軽さが売りなので核心だけ書いてあります。

そこで、興味があるニュースが出ていたら、ちょっと深堀してみてください。するといろいろな主張が見つかると思うので一通り目を通します。

そして、何かしら自分の考えが浮かべば完璧です。勉強と思わずできる事なので、ぜひやってみて下しさい。